東北大学創立115周年・総合大学100周年記念事業特設サイト

創立115周年・総合大学100周年について

東北大学としてのこれから、
総合大学としてのこれからを見据えて。

東北大学は1907年6月に創立され、2022年で115周年を迎えます。

日本で3番目の国立の大学として設立された本学は、当初より、地域や民間企業に支えられて立ち上がり、社会とともにある大学として歩んできました。

建学の理念の一つに掲げた「門戸開放」のポリシーのもと、女子学生や留学生も設立初期より入学し、各界で活躍する人材となりました。

また、1922年8月には法文学部設置の勅令が下され、2022年はいわば本格的に「総合大学」としての枠組みが整って100周年となります。

法文学部の授業が開始されたのは、実際には翌年1923年4月のことでした。

そこで本学では、2022年を「創立115周年・総合大学100周年」として位置づけ、国内はもとより世界中の同窓生との絆を深め、これからも『知』の成果を通して社会に一層の貢献を行うことを決意し、2022年1月から2023年4月までに以下のような事業を展開します。

皆様の温かいご支援、ご声援に期待します。

東北大学創立115周年・総合大学100周年記念事業概要

  1. 東北大学グローバルネットワーク強化記念事業
    • 海外同窓生と東北大との直接チャネルの形成
    • 国際共同研究・グローバル人材育成の推進
    • 留学生への支援
  2. 東北大学創立115周年・総合大学100周年記念事業
    • 大学の有する文化や歴史的資産の保存・継承
    • 震災復興とグリーン未来を先導する事業の展開
    • 記念式典・シンポジウム・展示等
  3. 東北大学創立115周年・総合大学100周年記念募金事業

東北大学としてのこれから、
総合大学としてのこれからを見据えて。

総長メッセージ

今、まさに本学は未来社会へ向けた 
変革のためのターニングポイントにいます。

1907年、東北大学は日本で3番目の国立の大学として、市民、企業、自治体等社会の期待とご支援により『杜の都』仙台の地に誕生し、1922年には法文学部が設置されたことにより、文理をカバーする総合大学としての体制が整いました。

2022年は、創立115周年、総合大学100周年の節目の年にあたります。

これまで本学は、「研究第一」、「門戸開放」、「実学尊重」の基本理念のもと、多数の優れた人材を広く国内外から受け入れ、育て、輩出して参りました。

「研究第一」は、本学の土台が世界的に卓越した研究にあること、提供する教育や社会との共創活動のバックボーンにも世界的研究があり、それが社会からの信頼の源泉であることをうたっています。

また「門戸開放」は、現代風に言えばダイバーシティーです。

日本のジェンダーギャップ指数や国際化指標が低迷する中、本学はグローバルスタンダードに鑑みて社会を先導し、バックグラウンドによらず多彩な才能が活躍できる機会を拡充する使命があります。

最後に、「実学尊重」は新たな社会価値の創造にほかなりません。

2021年からは、Green Goals Initiative宣言のもと、骨太の産学共創をオンキャンパスで進める共創研究所や、自治体と連携するスーパーシティ・スマートシティ構想、社会の課題解決を先導するスタートアップなど、社会に開かれた共創が進展しています。

すなわち、自然災害やパンデミックなどの予測困難な事象への対処、カーボンニュートラルや人口問題など、人類社会の在り様そのものに関わる課題を解決するためには、科学を社会に取り込み、多様なステークホルダーとともに未来価値を共創する総合大学の力が求められていると言えます。

本学は東日本大震災から10年余、種々の総合的な取り組みを展開して復興の羅針盤となり、駆動力を発揮するとともに、2020年以降のコロナ禍においても、大学病院が地域の中心となって体制を整え、東北大学(宮城県・仙台市)ワクチン接種センターを開設し、大学拠点接種も並行して進めました。

このたび、創立115周年、総合大学100周年を迎えるにあたり、東北大学はいっそう「成長する公共財」として社会において様々な課題の解決に貢献するとともに、社会変革を先導する存在として、自らも変化・挑戦し続けていく所存です。

本学の展開する創立115周年・総合大学100周年記念事業に、どうぞご期待下さい。

東北大学総長

大野 英男

東北大学115年のあゆみ

創立115周年。総合大学として100周年。

ロゴマークへ込められた想い

東北大学創立115周年・総合大学100周年を記念し、アニバーサリーロゴを制定いたしました。

タイポグラフィを主体とし、仙台を象徴する萩を添えたデザインは、品格ある知性がこの地から芽吹き、世界を彩る様子を表しています。

本学ロゴと調和するよう設計されているため、本学の歴史や未来へのエッセンスが感じられる、東北大学らしいデザインに仕上がっています。

これからの東北大学への想いをのせて。

記念グッズ

東北大学創立115周年・総合大学100周年を記念し、東北大学公認オフィシャルプレミアムグッズが続々登場!

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記念事業推進体制